早稲田実業学校校友の皆様へ

日頃より校友会活動にご理解ご協力いただき誠にありがとうございます。

さて、この度校友会たより第54号を発行しましたが、6ページ最上段右側に掲載した写真が間違えておりました。

ご関係の皆様には、多大なるご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございませんでした。

ここに再度該当する記事と写真を掲載させていただきます。

今後も校友会に対し、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

校友会事務局



 


[昭和45年卒同期会]

5月13日のハッピーマザーズデイに今年もまた神田神保町「新世界菜館」で恒例の同期会が行われた。67歳という年齢を考えれば皆さんの実に若い事!一人一人の近況報告を聞き本当によく頑張って居られるなあという印象。当然、定年退職して悠々自適に暮らす人、新たに資格を取ったり手に職を付けて週三日ほど働きに出る人(自発的な場合と奥さんからの強制的な場合の両面あり)、孫たちの世話・教育係に専念する人、地元のボランティア活動に従事する偉い人、まだまだ現役で働き続ける人(子会社へ役員として出向したり、商人のため辞められない社長)、密かに起業を考えている人など、実に多士済々で個性的ユニークな人が多いのが、この代の特徴。
母校もますます充実発展して行く事を願うが、中でも人気が高い留学制度の充実ぶりが目立つ。スタンフォード大学の日本高校生プログラムでライブディスカッション・バーチャルクラスを通してのウェブベースでの授業など昔ではとても考えられないもので高い英語力と多面的に物事を見るグローバルな視点が身につくことだろう。
この同期会の二日前、毎日新聞の1面トップに、美人画で知られる画家、竹久夢二校友の20歳前後に自作した挿絵入りの冊子が発見されたという感動的な記事!鳥肌が立ち興奮はしばらく収まらなかった。1905年に「夢二」の雅号を名乗るので、この1903年当時は本名の「茂次郎」を使っていて、学生時代つまり早稲田実業に通っていた頃で、最初期の作品であろうとありました。若き芸術家の熱意が伝わる極めて重要な資料に母校早稲田実業の凄さを再度垣間見た気がします。
いつも赤字覚悟で場所提供してくださる傳さん、幹事を一人でこなしてくださる巴山さん、本当に有難うございます。「常に笑顔を忘れずに、皆さんには健康で過ごしてほしいと願います」と荒俣さんの言葉に続き、今年は所用で欠席の池澤さんに代わり、吹奏楽部OB永井さんのリードによる早稲田実業校歌。最後はやはりこの人、高尾さん。エンジェルス大谷並みのキレある投球さながらの閉会挨拶と三三七拍子&関東一本締め&万歳三唱で見事締めくくり、来年の再会を誓い合った。
(前田順一記)