第53回早実校友会関西支部大会は滋賀県大津市石山温泉で

6月15日(土)&16日(日)に開催されました。

元号が「令和」となった最初の支部大会であります。

あいにくの曇り空で時折雨の降る梅雨の典型的な気候のもと、東西から

元気はつらつな早実健児が石山温泉に参集しました。

今回の支部大会は、見学場所を絞り込みゆったりした行程に

なっていることが特徴でした。

【大会内容】

6月15日(土)

石山温泉「松乃荘」集合。支部大会、親睦会。

6月16日(日)

石山寺見学(希望者のみ)~和菓子の銘菓・叶匠壽庵の文化施設の庭園

「寿長生の郷(すないのさと)」見学・庭園内施設で昼食~解散。

【石山寺】

瀬田川に面した広大な山全体に本堂をはじめ30数ヵ所の仏閣、施設

があります。

西国巡礼第13番札所 東寺 真言宗大本山 石山寺といい、紫式部が

「源氏物語」を書いたところと伝えられています。

重厚な入り口にあたる山門をくぐると、森林に囲まれた悠久の歴史を感じる

建造物が所々に建立されており、森林浴しながらゆっくり見学することが

できました。

【叶匠壽庵 寿長生の郷(すないのさと)】

63,000坪の広大な丘陵地に造られた文化施設。

古民家である総合案内所でガイドしていただいた宮崎様より

当施設の説明を聴く。

ガイドしていただいた宮崎様、もともと東京の方でサラリーマン

でしたが、ある書物で叶匠壽庵初代の人生哲学を眼にして感銘を受け

脱サラして叶匠壽庵に数十年前に入り今に至るとのことでした。

初対面にもかかわらず、社の生い立ちから企業ポリシー、「寿長生の郷」

の案内などを熱く語っていただきました。ご本人が早稲田大学政治経済学部

ご卒業とのことで、私達一行に特段の親近感を寄せていただいたことが

印象的でした。

広大な土地には梅林、炭焼き窯、陶房、紙すき工房が点在しており、都度

だじゃれを交えながらのガイドは楽しいものでした。

当施設内・山寿亭(さんじゅてい)で二段重ねのつづら弁当を

美味しくいただきながら昼食のひとときを過ごしました。

食後は茶室へ移動。参加者にたてていただいた茶がふるまわれ

ました。

静かな広い茶室でうら若い女性がたてた茶は格段に美味しかったと

参加者皆が感じたことでしょう。

茶をいただいた後、解散時間までのわずかな時を散策する方、和菓子屋さんが

パンをつくるとこんな風になるというパン工房へ行く方など思い思いに行動。

ゆったりした時間を過ごして今回の関西支部大会は幕を閉じました。

【今大会参加者】

関東方面からの参加者

渡邉重範 前校長

幸家 正  校友会監事(35年卒)

市村 厳 (35年卒)

青木一芳(47年卒)

真貝幸雄 事務局長(50年卒)

池田哲雄 校友会会長(51年卒)

後藤浩一 校友会会計(55年卒)

北原茂一 早実職員(H6年卒)

関西支部

菅野彰一 (31年卒)

河合洋司 支部長(37年卒)

雨宮 隆  (40年卒)

石田正雄 事務局(43年卒)

伊藤博康 事務局(44年卒)

奥田一実(45年卒)

村上一義(47年卒)

嶺岸 淳 事務局(52年卒)

鴨田俊彦(61年卒 鴨田真人 父)

報告者  嶺岸 淳(52年卒)